睡眠の深さの差

睡眠時無呼吸症候群患者と健常者の、眠りの深さの差をグラフにしてみるとこうなります。
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赤色が患者で、見ての通り睡眠から3時間の間にノンレム睡眠のステージ2までしか至りません。5時間を過ぎる頃には、健常者と差はあまりないのですが、最初の深い眠りを経験しているかいないかで、健康に大きな差を及ぼします。

また健常者は3時間寝れば十分に見えますが、体質などで6〜8時間寝た方が良い人と、3時間か4時間半眠れば大丈夫な人(昼に20分程度の仮眠をとる人もいる)がいるため、このグラフを見ていきなり3時間睡眠に挑戦しないほうが良いと思います。

ともあれ、SAS患者はほとんど良い眠りを取れていないのがグラフからはっきりわかります。本当に寝てるに入るのかわからない状態が多々あります。これでは体調不良や病気や日中の眠気が発生してもおかしくないですね。
posted by ドサ健 at 20:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | SASに関する蘊蓄