いびきについて、誤解や対策

解説


いびきは身体が出すサインです。私もちょっと前までは、男なら大体の人がいびきをかくものだ、と思っていました。しかし例えばいびきに呼吸停止を伴うと睡眠時無呼吸症候群であったり、不健康のサインや発見だという事がわかりました。

いびきを元々かかない人も、運動して疲れ切った日や、アルコールが入ってる日は、いびきをかくことがあります。これも普段と違う(普通と違う)という事を身体がしらせてるサインとも言えるでしょう。(もちろんこういう一時的なものは、根本的にはさほど問題ないと思います。)

また、いびきは物理的にどうして発生するかといいますと、気道が一部ふさがって、狭いところに空気が通ってるからです。起きてる間に空気の通りが狭いと感じることは、多分ほとんどの人は無いと思います。つまり寝てる間に不自然に、換気量が悪くなっている証拠なのです。

いきびをかいてるということは、絶えず寝てる間にのどに軽い刺激を与えてるようなものです。しっかりとした熟睡が出来てるわけではありません。ノンレム睡眠の4段階目まで熟睡出来ない可能性が上がります。

そしていびきに呼吸停止が伴った場合は、閉塞性睡眠時無呼吸症候群です。症状については詳しく他の記事で書いてますので、疑いのある人は見ておいた方が良いと思います。(朝の頭痛、日中の眠気等。)

いびきは同居者にも迷惑をかけてしまいます。他国では、夫のいびきがうるさくて妻が訴えるという事件までありました。しかも暴行罪適用で有罪。日本ではさすがにそういった事は無いとは思いますが。しかし離婚の原因にいびきが結構あがるなど、健康に大きな影響が無かったとしても、人生に影響が出ることもあります。ただ、人に迷惑だからと悩むだけでなく、自分の健康に問題がある可能性を考える事も大事です。病院で呼吸器系などの科では、いびき治療もあるので考えた方が良いと思います。

いびきの特徴を年齢別で簡単に見てみましょう。


まず小児など非常に小さい頃に出るいびきは、成長がまだ未発達で気道が相対的に小さいのが原因だったりします。この場合、成長すれば自然と解消される場合が多いですが、なかなか治らない場合は医者に相談する方が良いかもしれません。小児の睡眠時無呼吸症候群もあります。その場合は、のどの手術によって治せます。SASは原因が複数あったり手術をしても効果が薄かったり特定しづらい事がありますが、小さい子供に限ればのどの手術でほぼ治ると言われています。ただ育児に慣れてない最初の子供の時など、必要以上に不安になることもありますし、あまり過度に不安にならないようにしましょう。

青年期のいびきは、個人差や体質が現れてきたものです。例えば骨格ができあがってからなので、例えば馬面、つまりやや縦長と言われるタイプの顔の人はなりやすく、普通に対策をせずに寝ていれば容易に治せないものです。当然ながらこの時期から酷くいびきをかく場合は、今後の人生でもかき続けることになります。他にアレルギー性鼻炎や鼻中隔湾曲症など、鼻の疾患が慢性化してる事もあります。悪影響を感じた場合は呼吸器系などで診断を受けると良いと思います。

中年以降は、全体の筋力が低下するため、当然のどの筋力も低下します。また体力低下と共に肥満になると更に悪化します。SASも中年以降で増加するようですから、他の部分を含めて全体的に気を付けなければならない時期です。

対策グッズにも注意


いびき対策グッズについても少し書きます。最近は合理的なものも増えてると思いますが、例えば「いびきは口を開けるのが原因だから、口を閉じさせる」系のグッズの中には注意が必要なものもあります。例えば鼻が悪いなどの人は、どうしても口が開きます。それを閉じさせると、空気を取り込む手段が無くなります。かなり適当にいびき対策グッズに手をだすと、相性次第ではより危険な状態に向かうことになります。

そして人は寝返りをうちます。個人差などがありますが、レム睡眠時にこわばった筋肉の緊張をほぐすなどの目的で寝返ります。いびき対策グッズによっては、この寝返り時に効果が薄くなったりするものもあると思います。そのため安易な対策グッズに頼るよりは、しっかりとした診断を受けた方が良いと思います。私的には、病院に行く時間が無いが自分のいびきのタイプをよく理解していて、具体的な原因と対策がわかってる場合は、それに適したグッズを使ってもいいと思います。

いびき防止法


ちなみに最も簡単ないびき防止方法は、横になって寝ることです。原理的には横になるとほとんどいびきをかきません。ただ上にも書いたように、横になって寝ていても、寝返りをうってしまうので寝てる間にまたいきびをかいてしまいます。そして寝返りは身体の疲れを取るためには必要な事です。前に寝返りをうたないように変な事を試したところ、身体が痛くなり、疲れも取れず最悪でした。他の人も同じ轍を踏まないよう、この図を参照して真似しないでください。
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つまり寝返りを防いだとしても別の悪影響が出るので、寝返りしてなおかつ横向きで終われるようにすればいいということです。要するにまくらの真ん中と左右が少し高いものだったらよいわけです。左右どちらに寝返っても、上向きで止まらずまた横を向くようにすればいいのです。つまり緩やかなw字型の枕にすればいいのです。

そう思っていると丁度理想的な枕がありました。

【医学枕】トムスン社のいびき熟睡枕【女性が提案する健康安心介護の店】

これは理に叶った合理的な枕だと思います。

追記


なお、いびきとは少し話が変わりますがSAS以外にも不意に眠気を感じる病気はあります。例えば10代に多いと言われるナルコレプシーなど。過眠症系の病気は結構な種類があります。ですから特に親御さんなどで、自分の子供にいびきがあって心配な場合は、変に家庭療法を試さず医師の診断を受けると良いです。そういった意味でも、グッズに頼るよりはまず病院に診察を受けに行くことをお勧めします。

ネットを見てると、「いびき」は強さの象徴なんですという誤解がありました。(よくある誤解例としてリンクを貼らせて頂きます。)確かに冒頭に書いたように、いびきをかくのが普通とか、豪傑なイメージで捉えることは多いため、時として病気のサインを見過ごし、危険な病気を放置する事にも繋がりかねません。いびきは身体の出すサインとして認知し、早めに対策を取る事が大切だと思います。あと猫科なんかは一日十数時間眠りますが、危険に対応するためにほとんど熟睡しませんし、浅い眠りしか取りません。安心できる場所と状況でなければ腹を見せて寝ることも少ないようです。猫大好き。

追記2


http://ameblo.jp/yanamamma/entry-10005485427.html
によると鼻づまり解消のアロマでいびき改善に繋がった様子でした。私の場合鼻づまりは結局手術で治しましたが、こういう手段も有りかもしれません。ただ私は匂いに敏感なので、逆にくしゃみをして起きてしまうかもしれない。タバコや香水ですぐ鼻がつらくなる体質は実に不便です。
posted by ドサ健 at 18:38 | Comment(2) | TrackBack(0) | SASを改善/努力
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