減量余裕で成功。失敗する人の理由とは?

最近SAS対策の一環として減量をしました。色々と習慣的な事を見直して、着実に体重や体脂肪率を落としました。今のところリバウンドもしないし、身体は軽くなり、少し無理して落としたような気がしますが、体力などが落ちた感じはしません。

減量を考えたのは、とにかくSAS症状の軽減を考えた事があります。元々体脂肪率は15〜17%前後くらいだったのですが、なにげに良いこと続きや飲み会続きなどで、体脂肪率が18〜19%くらいまで行ってしまい、これは危ないのではと思って一念発起しました。

別に肥満になるにはまだまだ余裕はありました。ですがSASの影響で脂肪の分解が低下するため、油断すればすぐ肥満になるという危機感がありました。だから肥満になる前に動くのが肝心だと思いました。とりあえず体脂肪率は13%に調整。

方法については、あまり真似を勧められない内容なのと、できない人が多そうなのでまた別の機会に気が向いたら紹介しようと思います。一応ヒントになるかもしれない事を以下に書きます。

個人的な減量に関する思想(無茶を含むので、自己責任でどうぞ)


そもそもこの豊かで飽食の日本で、明らかに「太ってしまった人」が減量するのは並大抵のことじゃない。先天的な体質や、自分でコントロールできない幼少期の環境に問題がある人は別として、それなりの年齢から「自己の不摂生が原因で」太った人は、その時点で腹だけでなく精神がたるんでいる可能性が非常に高いです。

そのような意味での負債を背負った人が、黒字転換しようという時点で、無理があるのかもしれない。だから無理がある=減量するには並大抵の努力ではうまくいかない、と思う。

ところが世間には、「楽してダイエット」「簡単ダイエット」等のような安易な言葉溢れている。このせいで太った人が、楽に考えたり、努力しなくても痩せられるといった、甘い考えを持ちやすくなってしまっていると思う。私は「明らかに太った」事が無いのでわからないが、確かに太ってない人が周りにいて、自分だけが太っていたら、それは一時的なもので、簡単に周りの人同様に痩せることが出来る、と錯覚してもおかしくない。偏見だが敢えて言わせて貰うと、何度もダイエットに失敗してる人は「いつでも出来るからまた今度にしよう」「自分が本気になればすぐ、だから今はちょっとこれ食べよう」などと考えてるのではないだろうか…?

現実は厳しい。そのような人に対して容赦なく減量の壁は立ちはだかることでしょう。安易に考えてる人には、それ相応の肥満という罰が下るのではないでしょうか。

あと食べても太らない人は、消化や吸収能力や内臓に問題があったり、内臓脂肪が多かったりするでしょうから、見た目で損をしてないだけに過ぎないと思います。

以下は、よくある考え方について○×で。


×楽して痩せたい。
×無理して体重を落とすといけない。
△無理したら身体に負担がかかるから、身体に優しいやり方をしなければ。
○無理も出来ない奴は減量出来ない。
○減量したいなら辛い思いくらいしろ。


「自分を甘やかすべからず。虫のいい話なんて無いです。そんな楽ばっかり考える人には、一昔前の古くさい精神論の方がよっぽど薬になります。性根からたたき直した方が減量に繋がるところまで行っちゃってます。」

酷い言いようかもしれませんが、甘えた現代人には厳しさが必要です。ただ本当に“無理”(例えばいきなり前準備も無く断食など)して落とす必要はありません。気持ちの問題も混ざってますが、基本的に体重を5kgも10kgも落とすつもりなら、それなりの無理が必要なのは当たり前じゃないですか?

△ダイエット器具や食品を使う。
○気合いだ。


「痩せたいのに食べたいとかわがまま言うべからず。気合いを入れよう。一部のものを除けばほとんど効果が無いのでは?もし効果があっても、その怠惰な精神じゃ失敗する。ダイエット食品を適量超えて食うな。」

器具などを使えば痩せられると信じてる人には可哀想だが、そういう思想の時点で、どんな器具も三日坊主になるのは見えてます。ほとんどの人が器具を使って痩せる事に成功してないでしょう?だからいつまでも新しいダイエット器具が発表されるのではないでしょうか。続かない人が山ほどいるから、新しい器具が出るたびに「これなら今度こそ続けられそう」などといって買う人がいるのではないでしょうか。

実際に器具そのものに効果があるかはわかりませんが、あったとしても豚に真珠です。

△食べる量を減らす。
○カロリーを抑えつつ栄養は確保する。


「カロリーを控える=食べない>あとで我慢できず大食い。こういう人は多い。いい加減学習しましょう。腹に残るがカロリーは低い、という食べ物を食べつつ、栄養をしっかりと確保しなければ体力は持たないのです。」

ごくごく単純に言います。食べる量は、考えて減らしましょう。

×不格好な自分の姿を見たくない、自信が持てない。
○とりあえず全身が映る鏡を部屋に置け。


「とりあえず自分の醜い姿を見て脂汗を出すべし。その汗の分痩せる。これくらい剛胆に構えず、どうやって痩せるつもりですか。随時自分を確認していれば、、空想や妄想で痩せた自分を想像するよりはずっと前向きになれます。」

体脂肪20%を超えたことが無いのでわかりませんけど、明らかに太った時こそ鏡を見るといいんじゃないでしょうか。
posted by ドサ健 at 01:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | SASを改善/努力