対策(自家療法)

睡眠時無呼吸症候群の軽減を考えるなら日常的に行える方法も取り入れるとよい。ただししょせんは素人治療なのであまり効果は期待できないものもある。主に軽度の人向け。

・横向きに寝る
軽度の人はこれだけで治る事もある。ただし基本的には中度以上人にはあまり効果が無い場合が多い。また中度以上の人は、日常的な無呼吸による寝苦しさで、寝返りをうちやすくなっているのですぐ仰向けになり、効果がかなり薄いといわれる。対寝返り枕を使う、背中のあたりにちょっとした柔らかいボールをつけるなど、仰向けを自然と避ける状態になると横向きが定着すると言われる。

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・枕を低くするor枕を使わない
気道が真っ直ぐになるため、空気の通りがよくなって治る場合もある。しかし慣れないことをするので、それなりのリスクがあるかもしれない。

・減量
肥満は顎や首周りを太くする。睡眠時に、顔と首の脂肪分によってのどが圧迫されるため、症状が出やすい。適切な減量を試みると悪化をくい止められる。ちなみに首周りだけ痩せる、などという「部分やせの幻想」は捨てて地道に熱心に有酸素運動に取り組むのが近道。とはいえ重度の肥満の人だと効果を得られるのは遠い。しかし日常的な体の軽さを感じるのは割と早いと思われる。やって損は無い。

・酒の節制
アルコールによる筋弛緩の誘発と、鼻の血管充血による鼻づまりを誘発。寝酒は寝付きやすいとはいえ、乾きを感じやすくなり、水分が対外に排出されやすくなり、余計な寝苦しさや、夜尿などの急な覚醒を促す場合もある。つまり寝るための飲酒は逆効果。一日一合の酒は身体に良い、といわれるが患者ならば寝る前の飲酒は避けるべき。

・生活習慣
不規則な生活や、暴飲暴食夜食寝酒…といった不健康な要素をなるべく排除する。

・いびき防止グッズ類
運がよければ効果があるかもしれない。大体はその場しのぎ程度で、れっきとした医療機関の機器が効果があるのであまりおすすめできない。やはり軽度向け。なんらかの確証を持てるようなグッズでなければ、安易に手を出さない方が良い。
posted by ドサ健 at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | SASを改善/努力