うんちくなど

1973年、アメリカのスタンフォード大学のChristian Guilleminaultが病気として認知。Sleep Apnea Syndrome(頭文字からSAS)とつけた。

患者は大体人口の2〜4%。男性が8割前後。

アジア人の骨格は、顔の奥行きが浅いせいで欧米人に比べると発症しやすい形になっている。馬づら、小あごタイプがなりやすい。

ただし欧米人は肥満が多いため発生しやすいが、アジア人は顔の奥行きが浅いという構造で発生しやすい。

日本人では、肥満が原因となってる割合は約60%といわれる。

無呼吸ではないが、大きないびきをかいて目覚めやすいのは、上気道内の陰圧が上昇するため。自律神経系や循環動態に影響が及ぶ。のどへの刺激で目覚めやすい。上気道抵抗症候群と呼ばれる。

睡眠時無呼吸症候群には、閉塞型と中枢型、その合併型がある。中枢型は閉塞型と違って、呼吸中枢の障害により呼吸運動が起こらなくなる事が原因の無呼吸症候群。中枢型はかなり少ない。普通睡眠時無呼吸症候群といわれる人のほとんどは、閉塞型。
posted by ドサ健 at 07:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | SASに関する蘊蓄